国内でワクチン接種、入国後の隔離短縮

フィリピン政府は4日、新型コロナウイルスのワクチン接種を国内で完了した人について、海外から入国した後の隔離期間を短縮すると発表した。到着後のホテルなどでの隔離期間を10日間から7日間に短縮し、PCR検査は入国者が症状を訴えた場合のみ実施する。渡航規制を段階的に緩和し、人の往来を円滑にする狙いがある。

2回の接種が必要なワクチンは2回、1回の場合は1回を打ち終えた人が対象となる。国外に渡航する際、当局から事前に認証されたワクチン接種証明カードを所持する必要があり、フィリピンに入国する際に隔離局の担当官から再び認証を得ることが求められる。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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