ラソン氏、マニラウォーター会長に就任

フィリピンのマニラ首都圏東部などで水道事業を手掛けるマニラ・ウォーター(MWCI)は4日、実業家エンリケ・ラソン氏が会長などに就任すると発表した。
3日開催した取締役会で決定した。ラソン氏は会長のほか、社長、最高経営責任者(CEO)、取締役会の会長などを兼任する。
前任は、会長と取締役会の会長がフェルナンド・ゾベル・デアヤラ氏、社長兼CEOがホセ・アルメンドラス氏だった。
ラソン氏が率いるトライデント・ウォーターは現在、大手財閥アヤラ・コーポレーションの子会社だったマニラ・ウォーターの株式52.16%を握っている。残る株式はアヤラとその子会社が保有している。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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