メガワールド、REITの資産規模拡大へ

フィリピンの不動産開発大手メガワールドは13日、上場を予定している不動産投資信託(REIT)法人のMREITについて、向こう5~10年以内に保有するオフィス物件を100万平方メートル規模に拡大する計画を明らかにしました。
2022年は10万平方メートル相当の高級オフィスをMREITに組み込む見通しです。MREITのオフィス資産は同年末までに約32万4,000平方メートルに拡大し、24年までに50万平方メートルに到達すると見込んでいます。
MREITは、30日にフィリピン証券取引所(PSE)のメインボードに上場する予定です。当初はマニラ首都圏ケソン市の「1800イーストウッド・アベニュー」など10カ所の高級オフィスビル、計22万4,431平方メートルが組み込まれます。
メガワールドは120万平方メートル規模のオフィスビルを保有しています。国内30カ所で新たな物件開発も決まっています。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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