FDIが倍増、1月から11月までに92億ドルを記録

Bangko Sentral ng Pilipinasによると、11月の外国直接投資(FDI)の純流入額はほぼ倍増し、4ヶ月ぶりの高水準となり、結果として昨年11ヶ月間で52.5%の増加となりました。

BSP総裁のベンジャミン・ディオクノ氏によると、FDI(Foreign Direct Investment=海外直接投資)の流入額は2020年同月の5億9,900万ドルから11月には10億9,000万ドルに上昇し、昨年7月に記録した12億8,000万ドル以来の高水準になったという。

昨年の11ヶ月間、BSP長官によると、FDIは92億4,000万ドルに達し、2020年の同じ期間に記録された60億6,000万ドルよりも31億8,000万ドル多くなりました。

フィリピンは10月に早くも、BSPが設定した2021年の修正目標80億ドルを上回りました。

ディオクノ氏によると、11月の純流入額は、多国籍企業がフィリピンの関連会社に資金を投入し続けたため、非居住者の債券への純投資額が109.3%上昇し8億9,600万ドルになったことを背景に上昇したという。

コロナ禍で低税していたフィリピン経済の復活が本格的に始まるでしょう。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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