フィリピンの治安について

首都マニラ、およびセブの治安改善

治安が悪く、貧困層が多いイメージが付きまとうフィリピンの近年は、 著しい経済発展により過去の問題点の多くが解消されつつあります。 深刻な交通渋滞や大気汚染など、発展がもたらす新たな課題も見えていましたが、首都のマニラでは本格的に鉄道が普及し、改善に向けて飛躍的な成長を遂げています。また、リゾートエリアとして多くのダイバーたちが訪れるセブは、移住や長期滞在の希望者が集中し、警察による取り締まりも強化されているため治安も良好です。

■出典:海外移住.com http://www.kaigaiijyu.com/

フィリピン南部のミンダナオ情勢

アロヨ政権下、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)との間で停戦合意が成立し、国際監視団(IMT)がミンダナオ中部コタバト市に本部を設置して停戦監視活動を開始しました。アキノ政権下では、2011年2月に和平に向けた予備交渉が開始され、同年8月には、日本において、アキノ大統領とムラドMILF議長との非公式会談が開催されました。その後、2012年10月、両者は、最終和平への道筋を示した「枠組み合意」に署名、2014年3月に包括和平合意に署名しました。
2018年7月26日にドゥテルテ大統領がバンサモロ基本法に調印し、2019年1月21日にバンサモロ基本法の成立を問う住民投票が行われました。2月22日にはバンサモロ暫定自治政府が発足し、2月26日にイスラム教徒ミンダナオ自治地域はバンサモロ自治地域へと移行しました。
2022年、バンサモロ自治政府の発足が予定されています。

■出典:外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/
■出典:フィリピンの治安 http://xxx00.liuxue998.com/20211%20tian%20.html

多くの日本人が移住

1年を通じて南国のフィリピンは、ここ数年で治安がかなり改善されてきたことも影響して、日本人から移住先としての人気も高まっています。日系の企業が数多くフィリピンに進出していることや、日本で生活を送るフィリピン人も多いことから、首都のマニラやリゾート地として高い人気を誇るセブでは、簡単な日本語が通じることもあります。
日系企業が多い首都のマニラでは、日本から赴任している駐在員の子供も多く、日本人学校が設けられています。日本人からも人気の高いセブは、東南アジアでも有数のリゾート地で、約340万人が生活をしています。

▼人口10万人当りの殺人・強盗・強姦発生件数 2014年度

殺人強盗強姦
フィリピン9.844.110.0
アメリカ4.4101.137.0
カナダ1.558.8
イギリス0.981.549.2
オーストラリア1.041.9
ニュージーランド0.944.9
日本0.32.41.0

日本と比較すると、高い発生率だが、他の欧米諸国に比べると安全。

ロングステイ人気ランキング

1位マレーシア
2位タイ
3位ハワイ
4位フィリピン
5位オーストラリア
6位台湾
7位カナダ
8位インドネシア
9位シンガポール
10位アメリカ本土

出典:ロングステイ財団 「ロングステイ希望国・地域2018」

フィリピン基本情報
日本人に好まれる温暖な気候
アジア有数の親日国家
フィリピンの公用語は英語
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