ケソン

競争力ランキング総合1位

16市と1町から構成されるメトロマニラ首都圏の北東部に位置する最も面積が広い市がケソンシティです。1948年から1976年までマニラ市の代わりとして首都機能を果たしていました。フィリピンにある全ての市のなかで最も競争力(経済の活動・生産性/行政の効率性/インフラ/競争持続性の項目ごとに調査)がある市として2019年に総合1位にランキングされています。

Makti市にはMakati CBD(Central Business District)、タギック市にはBGC(ボニファシオグローバルシティー)があるように、それぞれの市にはデベロッパーによる大規模複合開発プロジェクトがあります。ケソンにおいても同様ですが、面積が広い分いくつかのエリアに分散して開発が行われています。
ケソンシティは大きく5つの地区と、さらにバランガイ(行政最小単位地区)ベースにすると142にエリアが細分化されます。バランガイ:BAGUMBAYANにあるメガワールドによって開発された「EASTWOOD CITY」やバランガイ:CUBAOにある「アラネタセンター」、バランガイ:BAGO BANTAYにあるアヤラランドにって開発された「VERTIS NORTH」などがケソンシティーでの比較的大きなプロジェクトになります。
バランガイ:DILIMANにはフィリピン最高学府のフィリピン大学のメインキャンパスがあり、その周辺にある他の大学も含めて学生街が形成されています。また、バランガイ:DILIMANは芸能の街とも呼ばれていて、民放最大手の「ABS-CBN」「GMA NET WORK」(※ABS-CBN」は放映権が更新されず放送がストップされた。)の本社があり、その周辺は沢山の芸能人が住んでいる。

ケソンシティは開発が進んでいるというイメージより、昔ながらの富裕層が住んでいて、芸能をはじめとした文化発祥の地であり、学生の街というイメージがあります。比較的渋滞が少なく、マカティ CBDやBGCと比べ家賃相場が低く生活しやすいという声も聞ききます。
ケソンシティが関係しているインフラプロジェクトはメガマニラサブウェイ(ケソンと空港を繋ぐフィリピン初の地下鉄プロジェクト、2025年に部分開通予定)、高速道路スカイウェイの延伸、高架鉄道MRT-7の建設が進んでいる。

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