概要
首都 | マニラ(首都圏人口約1,348万人) |
---|---|
面積 | 298,170平方キロメートル(日本の約8割)。7,641の島々がある。 |
人口 | 約1億903万人(2020年フィリピン統計庁) |
言語 | 世界第3位と謳われる英語大国 国語はタガログ語、公用語はタガログ語、および英語。 180以上の言語がある。 |
識字率 | 96.3%(2019年国連教育科学文化機関) |
宗教 | ASEAN唯一のキリスト教国。 国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。 イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。 |
国 | 都市 | 人口密度 |
---|---|---|
フィリピン | マニラ | 13,600人/㎢ |
インド | デリー | 12,400人/㎢ |
インドネシア | ジャカルタ | 9,800人/㎢ |
韓国 | ソウル | 8,800人/㎢ |
中国 | 上海 | 6,000人/㎢ |
タイ | バンコク | 5,200人/㎢ |
日本 | 東京 | 4,500人/㎢ |
人口推移
■出典:世界銀行 最終更新日:2020年4月9日
交通
フィリピンは東南アジアの中で、日本から一番近い国です。東京・大阪・名古屋・福岡・北海道から直行便があります。
主要都市のマニラやマカティからニノイ・アキノ国際空港が近く便利です。
東京からの飛行時間
国 | 所要時間 |
---|---|
フィリピン | 4時間 |
ベトナム(ホーチミン) | 6時間 |
タイ(バンコク) | 7時間 |
マレーシア(クアラルンプール) | 7時間30分 |
シンガポール | 7時間30分 |
インドネシア(ジャカルタ) | 8時間 |
インド(デリー) | 10時間 |
オーストラリア(シドニー) | 9時間40分 |
フィリピンからの飛行時間
国 | 所要時間 |
---|---|
東京 | 4時間40分 |
ベトナム(ホーチミン) | 2時間30分 |
タイ(バンコク) | 3時間15分 |
マレーシア(クアラルンプール) | 3時間35分 |
シンガポール | 3時間25分 |
インドネシア(ジャカルタ) | 4時間 |
インド(デリー) | 11時間 |
オーストラリア(シドニー) | 8時間20分 |
政治
政体 | 立憲共和制 |
---|---|
元首 | フェルディナンド・マルコス大統領 |
議会 | 上院:24議席 下院:311議席 |
閣僚 | 副大統領:サラ・ドゥテルテ 外務大臣:エンリケ・マナロ |
2016年5月9日の大統領選挙で南部ミンダナオ島ダバオ市のドゥテルテ市長(当時)が当選。2016年6月30日にドゥテルテ政権が発足しました。
ドゥテルテ大統領は、違法薬物・犯罪・汚職対策、ミンダナオ和平を重要課題に掲げている。また、連邦制導入のための憲法改正を目指しています。
■出典:外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/
1571年 | スペインの統治開始 |
---|---|
1898年 | 米西戦争 6月12日、アギナルド将軍が独立を宣言。 12月10日、米西パリ講和条約調印。 米の統治開始。 |
1935年 | 独立準備政府(コモンウェルス)発足 |
1942年 | 日本軍政開始 |
1946年 | 7月4日、フィリピン共和国独立 |
1965年 | マルコス大統領就任 |
1972年 | 戒厳令布告 |
1986年 | 2月革命によりコラソン・アキノ大統領就任、マルコス大統領亡命 |
1992年 | ラモス大統領就任 |
1998年 | エストラーダ大統領就任 |
2001年 | アロヨ大統領就任 |
2010年 | ベニグノ・アキノ3世大統領就任 |
2016年 | ドゥテルテ大統領就任 |
2022年 | マルコス大統領就任 |
日比関係
両国間に大きな政治的懸案事項は存在せず、活発な貿易、投資、経済協力関係を背景に、両国関係は極めて良好です。2011年9月に二国間関係を「戦略的パートナーシップ」に位置づけました。
フィリピンにとって日本は最大の援助供与国です。
在日フィリピン人数 276,615人(2021年末時点在留外国人数 法務省データ)
全体の10.0%を占め、国籍(出身地)別で、中国、韓国、ベトナムに次いで第4位。
■出典:法務省|在留外国人統計