ムーディーズ、比大手2行の格付け据え置き

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、フィリピン大手銀行のBDOユニバンクとリサール商業銀行(RCBC)の格付けを投資適格級の「Baa2」に据え置きました。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化で資産の質は劣化しているものの、十分な資本や流動性があると判断しました。
ムーディーズはBDOユニバンクについて、6月末時点の中核的自己資本比率(CET1)が2020年末の13.2%から13.9%に上昇したと指摘しました。フィリピン中央銀行が大手銀行に求める下限の10.5%を超えていることなどから、格付けを据え置きました。
一方で、コロナ禍による不良債権比率の上昇で、多額の貸倒引当金の計上を余儀なくされることが懸念されています。向こう12~18カ月は収益が圧迫されるとの見方を示しました。

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