すき家、1号店を24日に開業

外食大手ゼンショーホールディングスの牛丼チェーン「すき家」フィリピン1号店が24日、マニラ首都圏マカティ市に開業します。牛丼は日本と変わらない味にこだわり、現地の嗜好(しこう)に合わせたトッピングや裾野商品も展開します。今後の需要拡大を見越して需要を開拓していきます。
1号店はマカティ市の商業施設「グロリエッタ2」の2階に構えます。店舗面積は約100平方メートルで、座席数はカウンターが5席、テーブル席が28席の計33席。
牛丼の並盛は139ペソ(約315円)と、競合よりも価格を抑えて提供します。単品で100ペソ以下の安価な商品をそろえながらも、日本と同じウナギを使用したうな丼は419ペソと、価格帯を広げることで幅広い客層を取り込みます。
ゼンショーはフィリピン進出に当たり、家電量販店やスーパーマーケットなどを展開するアベンソン・グループと合弁会社を設立しました。
ゼンショーフィリピンの和多田円裕・代表取締役は「フィリピンでは牛丼の認知が高まり、受け入れられている」と説明しました。まずは1号店での反応を見ながら出店計画などを見極めていきます。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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