フィリピンカジノ産業復活か?

フィリピン・アミューズメント&ゲーミング・コーポレーション(PAGCOR)の最新データによると、2022年の売上は66%増の589億ペソに達しました。

パンデミック規制の緩和により、カジノやオフショアゲーミング事業者がより高い稼働率で運営できるようになったためです。

PAGCORは、ゲーミング産業が今後も成長を続け、収益が「間もなく」パンデミック前の水準に戻るか、あるいはそれを上回ることを期待している、と楽観的な見方を示しました。

そんな中、注目されるのが、カジノ大手のBLOOM。
BLOOMのSolaireカジノは、マニラベイエリアのカジノエリアで34%という圧倒的な市場シェアを誇っています。
続いて、ホテルオークラもあるニューポートワールドリゾート25%、オカダマニラ22%、シティーオブドリームス19%というシェアです。
BLOOMの韓国済州島のカジノも、韓国政府の規制解除により、2022年10月1日から営業を再開しています。

中国(韓国のゲームツーリズムのメインターゲット市場)がゼロCOVID政策を放棄した今、収益に貢献し始めるはずです。
また、BLOOMが運営するケソン市のSolaire North Resort & Casinoは、2023年第4四半期に営業を開始する予定です。

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出典:ABキャピタル証券レポートから抜粋

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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