「フィリピン人ゴルファーに歴史的なタイトル」「われわれのヒーローだ」――。女子ゴルフの笹生優花の出生地で母親の故郷フィリピンでは7日、地元テレビや新聞が相次いで全米女子オープン選手権での優勝を速報し、ゴルフ関係者はフィリピンを代表して出場した快挙に歓喜した。
笹生と交流のあるフィリピンのゴルフ協会幹部は「フィリピン人としてうれしく誇りに思う。若手ゴルファーにとってのお手本的な存在だ」と喜んだ。
民放ABS-CBNは「歴史をつくった」と評価。CNNフィリピンは「19歳の新鋭が畑岡奈紗とのプレーオフを制した」と伝えた。
同幹部らによると、笹生はフィリピンで生まれて4歳で日本に渡った。小学2年で戻ったフィリピンを拠点にジュニア大会で活躍し、2018年アジア大会は同国代表として個人と団体で金メダルを獲得した。
この記事の監修
一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。