食品URC・オセアニア事業を売却

フィリピンの食品大手ユニバーサル・ロビナ(URC)は7月30日、オーストラリアとニュージーランドでスナック菓子・ビスケット事業を手掛ける傘下企業、ユニスナックANZを売却すると発表しました。オセアニア事業から撤退することになります。
ユニスナックはドイツのスナック菓子大手インタースナックとの合弁企業です。インタースナック側がロビナのオセアニア部門の株式40%を取得する形で、2019年末に設立されました。ロビナは株式の60%を保有してきましたが、インタースナック側が全て買い取ることで合意しました。
インタースナックは、50年以上の歴史を持つ欧州のスナック菓子メーカーで、2020年の売上高は29億ユーロ(約3,776億円)以上でした。従業員数は世界で1万3,000人超に上ります。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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