ビノンド―イントラムロス橋、3月開通か

フィリピン公共事業道路省は、首都マニラのビノンド地区と旧市街イントラムロスを結ぶ橋の建設事業について、来年3月までに開通できる見通しだと発表しました。全体の81%程度まで工事が進んでいます。
サダイン次官は8日、ビノンドの建設現場を訪れ、配電最大手マニラ電力(メラルコ)の事業責任者と会談。工事の影響を受ける高圧線が複数あることに関し、直ちに対応するよう要請。
傾斜路用のボックスガーダー(鋼板を箱状にした桁)は、中国・上海から15日までに届く見通し。予定通り届けば、作業が一気に進展するとの見通しを示しました。
ビノンド─イントラムロス橋の建設は、政府の大規模インフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」の優先事業。中国政府の援助の下、33億9,000万ペソ(約75億円)を投じてパシッグ川に680メートルの橋を架け、両地区間の移動時間を短縮する計画です。完成後の交通量は1日当たり3万台を見込んでいます。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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