フィリピン大手不動産ディベロッパー・ダブルドラゴンがホテル101事業のIPOも視野に

フィリピン大手不動産ディベロッパー・DOUBLEDRAGON社のシンガポール部門は、グローバルな上場企業になるという目標の一環として、1億2,500万ドルの資本増強をオフショア資本市場で行うを予定です。
この資本行使により、日本のニセコにも開業を発表している同社のホテル101事業は、最終的に海外の証券取引所に上場することも視野に入れています。
この動きは、世界最大のホテルチェーンの1つになるという同社の目標に役立つと見られています。

この目標を達成するために、同社は、直接投資、他の国の地元企業との合弁事業、およびライセンス契約を通じて、2035年までに客室数を200,000室に拡大することを目指しています。
シリーズAとシリーズBの債権発行により、同社の総資本は現在の716億ペソから800億ペソを超える見込みです。
子会社のHotel101 Global Pte. Ltd.は、フィリピン以外のHotel101のすべての資産を保有します。
ホテル101 グローバルは、グループの国際事業拡大のために、将来、海外での新規株式公開(IPO)も視野に入れています。
Hotel101 GlobalのシリーズA トランシェは、オフショアベンチャー キャピタルや機関投資家向けに、来年 1月に開始される予定です。
また、同社は来年2月までに、ホテル101オーナー向けのアプリケーションをApple iOSおよびAndroidでリリースする予定です。
技術的に高度でユーザーフレンドリーな『Hotel101 Global App』は、同社のグローバルオペレーションの中核となります。
DoubleDragon は、Hotel101チェーンをグローバルブランドにすることを目指しています。同ホテルのターゲットは、ミッドエンド市場です。

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出典:https://www.bworldonline.com/corporate/2022/12/15/493210/doubledragons-singapore-unit-sets-125-m-offer/

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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