与党の次期大統領候補、ゴー議員で決まりか

フィリピンの与党PDPラバンは、2022年の国政選挙でドゥテルテ大統領の側近であるゴー上院議員を大統領、ドゥテルテ氏を副大統領の候補とする方針を固めました。9月8日の党大会で正式に候補が決まる見通しです。
クシ党首(エネルギー相)によると、PDPラバンは4日に開いた幹部会で、ゴー氏とドゥテルテ氏のコンビで来年の大統領、副大統領選に臨むことを決めたとのことです。
ゴー氏は6日、ドゥテルテ氏が副大統領候補となることを条件に、大統領選に出馬する意向を改めて示しました。
PDPラバンでは、世界的なボクサーとして知られるパッキャオ上院議員が大統領選出馬への意欲を示していますが、ドゥテルテ氏との対立が深まっています。同党は7月、パッキャオ氏に代えてクシ氏を新党首に選出しました。
フィリピンの大統領は任期が6年で、再選は認められません。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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