マカティーBGC高架歩道=来年開通へ

フィリピン運輸省は、マニラ首都圏マカティ市とタギッグ市の新興開発区ボニファシオ・グローバル・シティー(BGC)を結ぶ高架歩道を、2022年7~9月にも開通させる意向を示しました。この区間で慢性的に起きている交通渋滞に対応するためです。
都市高速鉄道(MRT)3号線のブエンディア駅から、エドサ通りとカラヤアン通り沿いに屋根付きの高架歩道と自転車専用道路を建設し、タギッグ市のバス停留所までを結びます。事業費は約9億6,200万ペソ(約21億円)で、運輸省の予算を充てる予定です。現在は高架歩道の設計を進めています。
これに先立ち、運輸省と基地転換開発公社(BCDA)は事業計画や資金調達に関わる覚書を交わしました。この高架歩道の敷設事業は「マニラ首都圏グリーンウェイ・プロジェクト」の一環となります。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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