東南アジアに移住するのにおすすめの3つの国と失敗しないための対策

東南アジアに移住するのにおすすめの3つの国と失敗しないための対策

経済成長の目覚ましい東南アジアは、日本人の移住先として近年、特に注目を集めている地域です。

都市化が進んでいる東南アジアは、日本人が暮らしやすい魅力がたくさんあります。

この記事では、移住先としての東南アジアの魅力や東南アジアの移住にありがちな失敗とその対策もご紹介します。

同じ東南アジアでも暮らしやすさやビザ・永住権取得条件などが異なるため、移住する際は事前にしっかりと調べておきましょう。

自分にあった移住先を選定するために、ぜひ参考にしてください。  

>フィリピン永住権セミナー開催中!
どんな時でも入国できて、期限関係なく住めて、仕事したり、遊んだり、そして資産も持てる国で永住権をお探しの方必見のセミナーです。

東南アジアへの移住をおすすめする5つの理由

日本人の移住先として、東南アジアをおすすめする理由はたくさんありますが、特にポイントとなる5つの理由についてご紹介します。

  1. 仕事を探しやすい
  2. ビザが取得しやすい
  3. 生活費が安い
  4. 過ごしやすい温暖な気候
  5. 治安のいい国が多い

東南アジアへの移住を検討している方は、ぜひ参考にしてください。  

 

理由①:仕事を探しやすい

東南アジアは比較的、日本人でも仕事を探しやすい地域です。

現在、経済成長が著しい東南アジアを新しいビジネスの拠点として注目する日系企業は非常に多く、1万社以上の企業が進出しています。

しかし、日本から東南アジアへ派遣できる人数も限られるため、日系企業の多くは「日本人を現地採用したい」というニーズを抱えています。

そんなニーズに対し、東南アジアへの日本人移住者はまだ少なく、東南アジアでの日系企業への就職は今まさに売り手市場です。

したがって東南アジアは、英語力に自信がなくても給与水準の高い有名企業で働ける可能性のある移住先といえるでしょう。  

 

理由②:ビザを取得しやすい

東南アジアは、比較的ビザを取得しやすい国が多く、学歴や実務経験、居住年数に関わらず、永住ビザを取得できる国もあります。

ある程度の資産が前提となりますが、若い世代でも永住ビザを取得しやすいため、海外移住先として比較的ハードルが低いといえるでしょう。

また、リタイアメントビザを発行できる国もあるので、退職後に年金を受給しながら移住する方にもおすすめです。  

 

理由③:生活費が安い

東南アジアの大きな魅力の一つが生活費の安さです。

シンガポールとタイ以外の東南アジアの国々では、物価が日本の半分程度という国も多いため、月々の生活費を抑えられます。

なかでも、特に魅力的なのが家賃の安さです。

東南アジアへ移住する場合は、コンドミニアムに住むケースが一般的です。

東南アジアのコンドミニアムにはジム・プール付きや警備員が24時間常駐といった豪華な物件も数多く存在します。

豪華な物件を月々4万円程度の家賃で借りられることもあるため、日本よりも高い水準で悠々自適な生活がしたい方に、おすすめの移住先です。  

 

理由④:過ごしやすい温暖な気候

ほとんどの国が乾季と雨季に分かれる東南アジアは、年間を通して温暖で過ごしやすい気候が魅力です。

年間平均気温が25℃ほどで寒い時期でも18℃程度なので、1年中半袖で過ごせます。

雨季があるため、湿度は高いように感じますが、蒸し暑さに慣れている日本人であれば快適に過ごせる気候です。

また、花粉症の原因となる花粉の飛散がないため、花粉症でお悩みの方には、特に魅力的な移住先といえるでしょう。

 

理由⑤:治安のいい国が多い

経済成長に伴い、東南アジアでは多くの国で治安の良いエリアが増えてきています。

もちろんスラム街や街の外れなどに行けば危険ですが、そういったエリアを避ければ、安全に暮らせる場所は多くあります。

特に、日本人移住者の多い地域は治安の良い場所が多いため、夜中に出歩いても事件に巻き込まれる危険性は少ないようです。

オートロックや警備員付きの物件など、セキュリティがしっかりしている物件も多いため、安心して生活しやすい地域といえるでしょう。  

 

移住先としておすすめな東南アジアの国3選

東南アジアといっても国によって状況は様々です。

なかでも特に、日本人が暮らしやすくおすすめな東南アジアの3カ国をご紹介します。

  1. フィリピン
  2. マレーシア
  3. タイ

それぞれの特徴や移住するメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。  

 

フィリピン

フィリピンは東南アジアの中でも、非常におすすめの海外移住先です。

フィリピンでは、小学生の頃から英語学習が取り入れられているので、流暢な英語が日常的に使用されています。

その英語力の高さから近年は、語学留学先としても人気です。

言語の問題は移住の際に重要なポイントとなりますが、英語が通じるフィリピンであれば生活に支障がありません。

物価が安いのも魅力で、東南アジアの中でも比較的低水準なので、月8万円ほどで裕福な暮らしができます。

フィリピンには、IT系企業をはじめ日系企業も多数進出しており、就労面でも安心です。

ビザの取得条件もゆるく、学歴や実務経験を問わず就労ビザを取得できます。

また、永住権を取得しやすいのもフィリピンの魅力です。

永住権取得には数千万円の預金が必要な国もありますが、フィリピンなら最大でも最大7万5千ドル以上の預託金もしくは投資によって申請できます。

さらに、永住権取得後に現地で就労できる点も他国に比べて永住しやすいポイントです。

なお、永住権取得には様々な書類の提出が必要となるため、自身で準備を進めるのが難しい方は、専門家に依頼するようにしましょう。

フィリピンでの永住権取得に関する詳細は「フィリピン永住権の取得方法と必要となる費用免税についても相談を」をご確認ください。  

【YouTube】フィリピン永住権|海外移住を考える人の多くがフィリピンの永住権を取りにくる理由とは?

 

マレーシア

マレーシアは日本人の移住先の定番とも言えるほど人気が高い国です。

フィリピン同様、英語が通じやすく、ある程度、話せれば日常会話に困ることはないでしょう。

インフラもかなり整備されており、地下鉄ではICカードも利用できます。

マレーシアは物価も安く、日本の半分程度の生活費があれば十分暮らせます。

外食文化のため、屋台で安く、手軽に食事を済ませられるのも魅力の一つです。

また、マレーシアではメイドを雇うのが一般的で、住み込みでも月3〜4万円前後という格安で依頼できます。

家事に追われずのんびり移住生活を送りたい方にもおすすめです。

さらにインターナショナルスクールも多く、入学金や授業料も日本に比べて、かなり格安です。

家族で海外移住先を考えている方は候補として検討してみてはいかがでしょうか。  

 

タイ

「微笑みの国」というキャッチフレーズもあるほど温和な人々が多いタイも海外移住先としておすすめの国です。

仏教国であるタイは比較的、日本人が馴染みやすい文化・習慣の国として知られています。

経済成長が著しく、東南アジアの中では物価が高めな方ですが、まだ日本よりは若干低いため、比較的暮らしやすい経済状況です。

なお、タイでは英語が通じない場所もありますが、日本人街と呼ばれる場所もあるため、場所によっては日本語のみで生活できます。

加えて医療水準も高く、日本語が通じる病院もあるため、病気や怪我の場合も安心です。

また、就労ビザが比較的取りやすいのもタイの魅力の一つです。

就労する企業側の条件はあるものの、本人の学歴や実務経験、年齢などの条件はなく、ある程度の規模の企業に就職できれば問題なく取得できます。  

 

東南アジアへの移住でありがちな3つの失敗と対策

東南アジアに移住する魅力をご紹介しましたが、移住がうまくいかず失敗してしまう場合もあります。

よくある失敗とその対策をご紹介しますので、移住に失敗してしまわないよう、しっかりと準備を進めましょう。  

 

日本と同等の生活をしていたら貯金が尽きた

東南アジアは物価が低い国が多いとはいえ、すべてにおいて日本より安いわけではありません。

日本製の生活用品や食品を購入すれば、日本より高額ですし、日本人に人気のエリアや都市部の外食は、物価が日本とそれほど変わらない場合もあります。

一方で、給与水準は日本より低い場合が多く、日本にいたときよりも収入が減ってしまうパターンもよくあるようです。

収入が減少したにもかかわらず、出費が日本在住時と変わらなければ、当然、貯金は尽きてしまいます。

収入と支出のバランスを考えて、無理のない生活を心がけましょう。  

 

現地でのコミュニケーションに苦労した

東南アジアには、フィリピンのように英語が通じる国もありますが、現地の言葉しか通じない国や地域もあります。

習ったことのある英語ならまだしも、定年後、もしくは働きながら新たに言語を習得するのは困難です。

現地の方とコミュニケーションが取れないと、その土地に馴染むのにも苦労します。

さらに、宗教や文化の違いもあるため、言葉がわからないとトラブルに繋がる可能性もあります。

移住前に現地の言語を学んでおくか、英語が通じる国を移住先に選ぶとよいでしょう。  

 

ネット回線が悪く、仕事が進まない

海外移住の場合、リモートワークで収入を得る方も多いため、ネット回線の速さや安定性も重要なポイントです。

「SPEED TEST」によると、シンガポールとタイ以外の東南アジアの国々は、日本よりもネット回線速度が遅い傾向にあります。

Mbpsが日本の7分の1程度という国もあるため、仕事でインターネットを使用する方は、事前に移住先のネット回線について調べておきましょう。

引用元:SpeedtestGlobalIndex|April 2023 Median Country SpeedsApril  

 

東南アジアで人気の移住先であるフィリピンで生活をするなら

東南アジアへ移住するのにおすすめの理由や具体的な国、失敗談についてご紹介しました。

事前に情報を知っておくことで、憧れの海外移住を実現できます。

なお、東南アジアのどの国に移住すべきか迷っている方には「フィリピン」がおすすめです。

生活費を節約できるだけでなく、長期滞在VISAや永住権も取得できるため、非常に現実的な選択肢といえます。

もし、フィリピンへの移住・永住を検討しているなら、特別永住権取得サービス「APECO(アペコ)特別永住権プログラム」を活用するのがおすすめです。

また、弊社ではフィリピンへの移住や不動産投資の情報をコラムやLINEで発信しています。

フィリピンの中古物件情報や移住体験談などを知りたい方は、ぜひ下記のリンクからご確認ください。

中古物件一覧

公式LINEのご登録はこちら

【関連動画】フィリピン移住体験談〜フィリピン人は親日!?〜

【関連記事】フィリピン移住後の生活費はいくら?1ヶ月あたりの内訳を徹底解説

【関連記事】フィリピン移住を後悔した瞬間8選|移住前に行う事前準備をご紹介

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
———
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

セミナー・イベント
セミナー動画
お問い合わせ・資料請求
オンライン個別相談