フィリピン移住を後悔した瞬間8選|移住前に行う事前準備をご紹介

海外移住の候補先として高い人気を誇るフィリピン。

しかし、移住後に「イメージしていた生活と違った」などの理由で帰国する人も見受けられます。

失敗しないためには、フィリピン移住後のデメリットも把握することが重要です。

本記事では、フィリピン移住で後悔した実例から、後悔しないために準備しておくべき内容について、移住を考えている方向けに詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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フィリピン移住を後悔した瞬間8選

フィリピン移住を後悔する具体的なポイントとして、以下の8つが挙げられます。

  1. 現地で知り合いができず、孤独を感じた
  2. フィリピン人からお金をせがまれた
  3. フィリピンの食事が口に合わない
  4. 「フィリピーノタイム」に馴染めない
  5. 医療レベルが低いのに高額な医療費を請求された
  6. 渋滞が酷く、どこに行くにも時間がかかる
  7. 虫や野生動物に脅威を感じた
  8. 治安が悪く、命の危険を感じた

それぞれのポイントにおける詳細をご紹介しますので、フィリピン移住後の後悔を減らすために、ぜひ参考にしてください。

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後悔した瞬間①:現地で知り合いができず、孤独を感じた

現地での知り合いができず、孤独を感じ移住を後悔するケースです。

原因としては、英語が話せず、現地の人との交流がスムーズにできない点が挙げられます。

また、初対面でも開放的な応対をされるなど、気質の違いに馴染めず、孤独を感じる場合もあるため注意が必要です。

日本人コミュニティに所属すれば孤独感は解消できますが、移住したのにフィリピン人との交流ができないと不満を持つケースもあるため、日常英会話の習得は必須と言えるでしょう。

 

後悔した瞬間②:フィリピン人からお金をせがまれた

フィリピン人からお金を要求された場合も、後悔するポイントのひとつです。

フィリピン人は、お金を貸したり借りたりすることに抵抗が少ない傾向があります。

そのため、フィリピン人とうまく交流できたとしても、お金を貸し借りする習慣に馴染めない場合は、ストレスを感じるでしょう。

また、人によっては家族の病気や経済状況などを理由に金銭を要求されるケースもあります。

現地でできた恋人から食事や高級品を望まれ、拒否できず買ってしまう場合も考えられるでしょう。

これらの場合、はっきり断らなければ、次第に要求がエスカレートし、自分が困窮してしまう可能性があるため注意が必要です。

 

後悔した瞬間③:フィリピンの食事が口に合わない

フィリピンの食事が口に合わない点も、移住を後悔するケースのひとつです。

フィリピン料理は野菜が少なく、オイリーで高カロリーな食事が多いため、人によってはまずいと感じる場合があります。

独特な癖のある味や、濃い味付けの料理が苦手な場合は、自炊を視野に入れたうえでの検討が必要です。

ただし、移住先によっては、良質な土で栽培された野菜を提供しているケースがあります。

また、フィリピン料理以外の飲食店が多い地域に移住すれば、食事が口に合わないという問題を回避できるでしょう。

 

後悔した瞬間④:「フィリピーノタイム」に馴染めない

フィリピーノタイムに馴染めず、移住を後悔したケースもあります。

フィリピーノタイムとは、「時間にルーズでも良い」という考え方です。

そのため、待ち合わせ時間や期日に遅れることが普通であるとされています。

日本では「時間厳守」という考え方が主流のため、物事がスムーズに進まずストレスを感じるケースもあるようです。

また、スーパーマーケットなどで買い物する際も、レジ渋滞が頻繁に発生するため、日常生活で不満を感じる可能性があります。

そのため、移住において、自分が時間のルーズさを許容できるかも判断材料のひとつといえるでしょう。

 

後悔した瞬間⑤:医療レベルが低いのに高額な医療費を請求された

低い医療レベルにもかかわらず、医療費の高額請求されたという不満から、フィリピン移住を後悔したケースです。

都市と地方によって医療レベルが異なり、地方では病院の老朽化や衛生環境の悪さから、安全な医療が提供しづらい状態だといえます。

一方、フィリピンのセブ島やマニラでは高い水準の医療を受けられます。

また、フィリピンでは病院や医師、薬局が独立し、費用水準が一定でないため、医療費が高額になる傾向にあります。

さらに、フィリピンにおける公的医療保険の制度が不十分かつ、外国人に適用する範囲の違いも、治療費が高額となる理由のひとつです。

なお、治療を受けるには先払いで費用請求されるため、緊急時に備えてある程度の現金を準備しておきましょう。

 

後悔した瞬間⑥:渋滞が酷く、どこに行くにも時間がかかる

フィリピンでは渋滞が多く発生し、移動に想定以上の時間がかかる点も後悔するポイントです。

特に人口の多いマニラやセブ、ダバオでは渋滞が酷く、車で20分ほどの距離にもかかわらず、2時間近くかかるケースがあります。

フィリピンでは鉄道のインフラが整っておらず、路線も多くありません。

そのため、長距離を移動する際のおもな手段は車やバイクとなります。

また、大雨で道路が冠水するなど、季節によってはさらに移動が困難になる可能性があります。

渋滞が多い地域への移住を考えている場合は、精神的・時間的ゆとりを持てるかが大切なポイントとなるでしょう。

 

後悔した瞬間⑦:虫や野生動物に脅威を感じた

フィリピンに生息する虫や野生動物に脅威を感じ、移住を後悔する人もいます。

野生生物がもたらす危険性として、蚊によるデング熱や、野良犬に噛まれ発症する狂犬病は有名です。

そのほか、ネズミからの感染症や害虫繁殖、毒蛇に襲われる事例や、パラワン島やミンダナオ島では巨大ワニが出没し、ボート上でも攻撃を受ける事例も発生しています。

移住前には、このような脅威を対策・克服できるかも検討しておきましょう。

 

後悔した瞬間⑧:治安が悪く、命の危険を感じた

犯罪に巻き込まれるなど、治安が悪く命の危険を感じ、フィリピン移住を後悔したケースもあります。

総務省によると、2021年におけるフィリピンでの犯罪の発生率は前年に比べ4割ほど減少しています。

しかし、日本との比較では強盗や性犯罪、殺人の発生率が4~6倍高いため、十分注意しなければなりません。

そのほかのケースとしては、窃盗やスキミング、脅迫されるといった被害が挙げられます。

治安の悪いエリアは、渡航中止や注意指定がされています。

一方で、治安が良いエリアもあるため、移住前に地域ごとの安全性を十分確認しておくべきです。

引用:フィリピン安全対策基礎データ|外務省

フィリピン移住で後悔しないためにも、先に移住した人から話を聞くなどし、念入りに準備しましょう。

 

フィリピン移住を後悔しない事前準備4選

ここからは、フィリピン移住を後悔しないための事前準備として、以下の4つのポイントを解説します。

  1. 英語やタガログ語を学ぶ
  2. コミュニケーションスキルを磨く
  3. フィリピンの文化・常識を把握する
  4. 地理や土地柄を把握する

準備の詳細について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

準備①:英語やタガログ語を学ぶ

フィリピン人と交流を深めたい場合は、積極的に英語やタガログ語を学びましょう。

フィリピンでは英語が話せなくても、支障をきたさず生活ができます。

しかし、英語が話せると、買い物などでの日常的なコミュニケーションがスムーズになったり、詐欺などの危険を回避したりするメリットに繋がります。

そのため、通信教材や英会話教室を活用し、少しずつでも習得するように心がけましょう。

 

準備②:コミュニケーションスキルを磨く

スムーズなコミュニケーションが図れるよう、スキルアップも大切です。

英語を学ぶなら、アウトプットを兼ねた英語でのコミュニケーション練習がおすすめです。

また、英語が不完全な状態では、うまく伝わらない場合も多いため、ボディランゲージといった表現方法も身につけると良いでしょう。

 

準備③:フィリピンの文化・常識を把握する

フィリピーノタイムや金銭的な価値観など、フィリピン特有の文化や常識を事前に把握しておきましょう。

日本とフィリピンの感覚を同様にとらえてしまうと、ストレスや拒否感を抱く可能性があります。

移住後の生活を豊かにするためにも、「日本と違って当たり前」を前提として、現地の文化や常識と自分の価値観について、すり合わせてみてください。

 

準備④:地理や土地柄を把握する

犯罪率の高いフィリピンでは、地理や土地柄についての事前把握が重要です。

エリアによって治安の格差があるため、十分に調査したうえで移住を検討しましょう。

また、土地によって提供される料理も変わります。

自分の求める食事水準を満たせるかどうかも確認しながら、フィリピンでの生活を具体的に計画しましょう。

 

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まとめ

フィリピン移住では、後悔するようなデメリットがあるものの、事前に把握し対策すれば、快適な移住生活が可能です。

現地の詳細な情報を入手しつつ、フィリピン移住の準備を進めてください。

フィリピンへの移住についてわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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