フィリピンの不動産投資を成功に導くポイント3つと注目エリアをご紹介

フィリピンの不動産投資を成功に導くポイント3つと注目エリアをご紹介

不動産投資に興味がある方の中には、フィリピンでの不動産投資を検討している方もいるのではないでしょうか。

フィリピンは人口の増加が著しいことや、経済成長率が高いなどの理由から不動産投資に向いているといわれています。

しかし、プレピルド方式のため、建築途中で工事が中断しても購入費が返金されない恐れがあるなど注意点も多いです。

本記事では、フィリピンの不動産投資が成功しやすい理由や不動産投資を成功に導くポイントについて解説します。

不動産投資が成功しやすい3つの注目エリアについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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フィリピンの不動産投資が成功しやすい3つの理由

ここではフィリピンの不動産投資が成功しやすい理由として、以下の3点が挙げられます。

  1. 日本の4分の1の値段で物件を購入できる
  2. 交通インフラの整備計画が進んでいる
  3. 人口が急増している

それぞれの理由を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

理由①:日本の4分の1の値段で物件を購入できる

フィリピンは日本の4分の1の値段で物件を購入できます。

物価水準は、日本の3分の1から5分の1なので、日本と比較すると格安で購入が可能です。

マニラ都心部のタワーマンションで、24時間セキュリティ、プールやジム、カフェバー付きの物件が、日本と比較して低価格で手に入ります。

フィリピンの物件価格が安い理由は、1980年代の政情不安の影響です。

長期間経済が停滞していたため、外国資本の誘致が遅れ不動産も低価格で放置されていたことなどが原因とされています。

また、プレビルド方式を利用していることも価格が安い原因の1つです。

プレビルド方式とは、建設前に購入費の一部を支払い、建設後や建設中に残金を支払う形式をいいます。

ただし、建設工事が中断してしまった場合、購入費が戻らない場合があるため注意が必要です。

ほかにも注意点として、新築物件は内装工事が未完成の状態で引渡されます。

引渡し後、賃貸に出す際は、内装工事をしたり家具や家電を揃えたりしなければならないことを念頭にいれておきましょう。

 

理由②:交通インフラの整備計画が進んでいる

フィリピンでは「ビルド・ビルド・ビルド」という積極的インフラ整備政策を進めています。

「ビルド・ビルド・ビルド」とは、2017年からスタートした鉄道や道路整備、空港や新都市整備などを行う政策のことです。

この政策は、交通インフラ整備を進め、国民所得の向上や雇用の創出、投資環境を強化して長期的な経済成長を促すことを目的に打ち出されました。

引用:インフラ計画「ビルド・ビルド・ビルド」によって雇用増加

マニラ首都圏は、渋滞問題が深刻化しており、混雑解消のために公共機関の整備が急速に進んでいます。

その一環として、マニラ中心と周辺地域との交通アクセス改善や混雑解消、物流の円滑化を図るための鉄道整備や都市開発(TOD)を実施中です。

TOD計画とは、鉄道などの駅を中核に、公共交通機関の整備と一体型になった公共交通指向型の都市開発計画をいいます。

また、新都市計画ではマニラ首都圏の過剰な人口集中緩和を目的として、マニラ北西120kmにあるクラーク特別経済区の一画に新クラーク都市開発が計画されました。

それに伴って、商業施設、住宅、政府施設、スポーツ複合施設などが整備され、大学、企業などの誘致も行われる予定であるため、不動産投資のホットスポットとしても注目されているのです。

 

理由③:人口が急増している

フィリピンの人口増加は著しいといえます。

フィリピン統計庁の調査によれば、フィリピンの2020年の人口は、約1億903万人と2015年の人口調査時と比較して約800万人の増加となりました。

総務省のデータを元にした「人口統計資料集」によると、2019年の平均年齢は28.8歳となっており、人口の中央にあたる中位数年齢は25.4歳となっています。

引用:国立社会保障・人口問題研究所

また、下記の経済産業省の資料によると、今後も人口増加が予想されており、2050年には約1億4400万人になる予想です。

引用:経済産業省

平均年齢が若いため、生産年齢人口も多いといえます。

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の生活活動を担う中核の人口のことです。

人口増加が続けば、不動産需要も拡大されると想定されるため、家賃の上昇や不動産価格上昇も期待できるでしょう。

 

フィリピンで不動産投資を成功に導くポイント3つ

フィリピンで不動産投資を成功に導くポイントとして、以下の3点が挙げられます。

  1. 徹底的な情報収集を行う
  2. デベロッパーやエージェントを吟味する
  3. インフラ整備が進んでいるエリアに注目する

それぞれのポイントの詳細をご紹介しますので、フィリピンでの不動産投資を検討している方は、ぜひご確認ください。

 

ポイント①:徹底的な情報収集を行う

フィリピンで不動産投資を成功に導くためには、徹底的な情報収集が大切です。

現地を訪れると、国の雰囲気も感じられ、話しを聞いただけでは理解できない部分の確認もできます。

実際に現地の物件を確認することで、築年数が経っていても管理がきちんとされている物件や高級住宅街の物件など、状態のよい中古物件の情報も手に入りやすいです。

エージェントから知り得た立地の状況や情報を確認するためにも、現地調査を行い、物件の価格や質を調査しましょう。

また、フィリピンは発展途上国のため、国の情勢への理解も必要です。

政権交代により法律が改正されたり、不動産の過剰供給によって不動産価格が下がったりする危険性もあるため、常に情報を集め、不測の事態が発生した場合でも迅速に対応できるようにしましょう。

 

ポイント②:デベロッパーやエージェントを吟味する

物件の紹介や仲介を行うデベロッパーやエージェントを吟味するのも、不動産投資を成功に導く重要なポイントといえます。

フィリピンの物件は、建設前に物件の購入を決めて購入費の一部を支払い、残金は建設後または建設途中に支払う「プレビルド方式」が一般的です。

そのため、もし建設中に工事が止まってしまうと、物件の引き渡しが受けられず、購入費も返金されないケースがあります。

また、フィリピンなどの新興国不動産は、物件の品質が保証されていないケースもあるようです。

竣工リスクや建物の品質が悪いなどのリスクを減らすには、物件建設の失敗や遅延がなく、豊富な実績と信頼のあるデベロッパーか見定めなければなりません。

海外不動産投資は詐欺にあう恐れもあるため、フィリピンのデベロッパーとの繋がりやエージェントの販売実績なども確認するとよいでしょう。

 

ポイント③:インフラ整備が進んでいるエリアに注目する

インフラ整備が進んでいるエリアに注目するのも重要なポイントです。

フィリピンでは、マニラ中心と周辺地域との交通アクセス改善や混雑解消、物流の円滑化を図るため、鉄道整備と都市開発(TOD)が同時に行われています。

周辺エリアとの移動をしやすくするための公共機関整備を行いながら、商業、ビジネス、住宅などの開発を同時に進めることで、都市のさまざまな機能を徒歩圏内に集積するのが目的です。

引用:フィリピン国 フィリピンの都市鉄道における TOD(Transit Oriented Development) 促進準備調査

そのため、マニラでは公共交通機関の整備にあわせて鉄道沿線の土地開発が推進されています。

土地開発が進められている地域は不動産価格が上がりやすいといわれているため、インフラ整備が進んでいるまたは、将来的に開発予定のエリアが狙い目といえるでしょう。

 

フィリピンでの不動産投資が成功しやすい注目エリア3選

フィリピンでの不動産投資が成功しやすい注目エリアとして以下の3箇所をご紹介します。

  1. マニラ
  2. セブ
  3. ダバオ

物件購入の候補エリアを検討するために、ぜひご確認ください。

 

注目エリア①:マニラ

マニラはフィリピンの首都で、人口約1348万人の世界有数の大都市です。

スペイン植民地時代の建築物と超高層ビルが混在しており、大学も数多くあります。

フィリピンの政治、教育、経済、文化の中心で、陸運空の交通網の拠点です。

また、金融や商業の中心地でもあり、フィリピン国内総生産の約37.5%(2018年)を占めています。

引用:主要な地域の概要

詳細は下記記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

【関連記事】マニラで不動産投資するメリットデメリット|2022年の最新注目エリアも解説

 

注目エリア②:セブ

セブはフィリピン中部のビサヤ地方に位置する州で、セブ島やマクタン島などから構成されているフィリピン第2の都市です。

リゾート地として知られており、ショッピングモールやリゾートホテルが数多くあります。

また、ITや金融、観光業などの企業の本拠地があるのも特徴の1つです。

セブ島に隣接しているマクタン島にはセブ・マクタン空港があり、国内外から多数の旅客者が来訪します。

詳細は下記記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

【関連記事】セブで不動産投資するメリットデメリット|2022年の最新注目エリアも解説

 

注目エリア③:ダバオ

ダバオは、フィリピンの首都であるマニラから飛行機で約2時間の場所に位置します。

マニラ、セブに続く第3の都市で、フィリピン南部の文化、政治、経済の中心地です。

自然災害が少なく、ビーチやダイビングスポット、アポ山など観光地も数多くあります。

ダバオは、フィリピンで最も住みやすく治安がよいとして観光庁に認定された都市です。

 

まとめ

フィリピンの不動産投資が成功しやすい理由と不動産投資を成功に導くポイントについて解説しました。

フィリピンは日本の4分の1の値段で物件購入が可能です。

また、人口が急増しており交通インフラ整備計画も進んでいるため、不動産投資をされる方の間でも注目を集めています。

不動産投資を成功に導くためには現地の情報収集が重要です。

デベロッパーやエージェント選びを慎重に行い、インフラ整備が進んでいるエリアで不動産投資をすれば成功を導きやすいでしょう。

海外不動産投資に興味がある方は、ぜひフィリピンで夢のある投資をはじめてみませんか。

フィリピンの不動産投資についてお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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