フィリピン量販店大手PGOLD、S&Rが好決算

ルシオ L. Coが率いるCosco Capitalは、利益率の向上により、連結純利益が17.1%増加し、123億ペソになりました。売上は、前年の1,744億ペソを13%上回る1,971億ペソを計上しました。

同社は、マクロ経済的課題の中で、消費者需要の回復を示すすべての事業セグメントでのより高い成長を通じて、経済回復の恩恵を受け続けているとしています。

Puregold Price ClubとS&R Membership Shopping Clubで構成される小売事業セグメントは、全体売上の 63%に貢献しました。2022年の純利益は93億ペソに増加し、前年の82億ペソから13.4%増加しました。
連結純売上高は、既存店売上高の6.6%増と新店売上高の伸びにより、1,641億ペソから12.3%増の1,843億ペソとなりました。
同社は、今後数年間、売上高が引き続き成長すると見ています。

2022年は452のPuregold店舗、22のS&Rメンバーシップウェアハウス、48のニューヨークスタイルクイックサービスレストランで店舗構成されています。

同社の輸入酒事業は、グループの総収入の25%に貢献しています。The Keepersは、2022年の純利益が41.1%増加し、22億3,000万ペソになりました。連結売上高は139億6,000万ペソに達し、前年より26.5%増加しました。

これは主に、輸入ブランデーであるアルフォンソの継続的な堅調な業績が主な要因であり、パンデミック前のレベルをすでに超えており、市場のプレミアム化とオンプレミスチャネルの回復が進んでいるとしています。
2022年には、アルフォンソの生産者であるボデガスウィリアムズ&ハンバートの50%の株式取得を完了しました。

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本記事は、下記ニュースの要約です。
https://www.bworldonline.com/corporate/2023/04/19/517694/co-led-firms-report-double-digit-income-growth/

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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