フィリピン投資はコンドミニアムが熱い！高級物件のホテル運用や中古物件の扱いを解説

投資に人気のコンドミニアムは、特徴として「ディベロッパーによって客層が異なる」点があります。ディベロッパーとは、土地や街の開発事業者のことであり、土地の取得から施工管理、マーケティング、営業販売など、幅広い役割があります。

フィリピンでは、経済発展と共に不動産業者の数が増えています。ディベロッパーによって仕事の規模も異なるため、扱う物件や客層も様々です。中には親会社は同じでも、扱う物件のランクに応じてディベロッパーが別ということもあります。

高級な物件を狙うなら、大手の不動産業者だから安心と思うのではなく、まずは、どのレベルの物件と客層を扱うのかをしっかりと確認しましょう。低価格物件の場合、完売することができず、物件が完成しない「竣工リスク」の危険が高まります。

好景気に沸くフィリピンは都市開発も進んでいます。特にマニラでは、開発用地が郊外へと広がりを見せており、場所によっては大手ディベロッパーしか確保できない状況になっています。

また、都心部の土地も値段が上がり、それに合わせて物件の価格も上昇しています。中には1億円を超えるような超高級物件も見られるようになりました。売買価格が日本の1／4ほどとされるフィリピン市場では、かなり高級といえます。

フィリピンは外国人駐在員が多く、高級コンドミニアムは24時間体制のセキュリティやプール、ジムなどが完備されていることから非常に人気があります。

すでに、超高級物件へ投資する中国人や韓国人も多く、競争が激しくなっているため、さらに超高級物件が増えることでしょう。

フィリピンの不動産物件は、Airbnbなどを利用する短期賃貸運用も可能です。高級な物件を所有し、長期の入居者が見つけられない場合は、ホテル運用をすることでリスクを抑えることができます。特に好立地の物件なら、ホテル運用をすることで、大きな収益につながるでしょう。コロナ以前は、フィリピンへの外国人入国者数は年々増加していたため、コロナが落ちつく頃には、ますます有効な活用が期待されます。

ただし、物件によっては、短期賃貸運用が禁止されている場合もあります。物件を購入する際は管理規約を確認し、どのような活用が可能かを考えておくと安心です。

不動産投資をするなら、新築ではなく、質のよい中古物件がお得では？と考えられるかもしれません。実際、日本ではそのようなケースも多いです。

しかし、フィリピンでは中古物件に関する情報があまりオープンではなく、日本ほど簡単に知ることはできません。また、フィリピンでは、中古物件よりもプレビルド物件の方が割安で購入可能です。計画段階での購入となりますが、信頼のおける業者を通して目的に合った物件を選びましょう。

フィリピンでは、不動産を取り扱うには資格が必要です。中には、販売ライセンスや仲介ライセンスを持たない無資格者が、取引を持ちかけてくることがあります。英語がわからないと詐欺に遭う可能性もあるため、充分に注意しましょう。

フィリピン投資についてわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。