フィリピン不動産投資に必要な税金とは?市場の動向・流れ・ローンの可否について

フィリピン不動産投資で高収益を上げる方が増えています。チャンスを掴みたいと思っていても、不動産投資の流れや税金が心配という方も多いのではないでしょうか?

ここでは、フィリピンの不動産市場の動向と、不動産投資にかかる税金や流れ、ローンの利用を解説します。不動産投資をご検討中の方は、ぜひご覧ください。

フィリピンの不動産市場の動向

日本と比較にならないほど、成長が著しいフィリピン。不動産投資をする前に、まずは不動産市場の動向をチェックしましょう。

2010年からの住宅ブームにより、住宅価格は上昇していたものの、米中貿易戦争やコロナ禍などで、いったんはその勢いも減速ぎみになりました。しかしまた、高い利回りやREITの活性化への期待、人口ボーナス期ともよばれる若年層の増加が2050年まで予想されるため、上昇が見込まれています。

日本では人口が減り、深刻な高齢化社会が進行しています。フィリピンでは、経済成長、所得の上昇、若者の人口増加など、不動産市場にとってプラスの面が大きいです。

以上のことから、フィリピン不動産市場は今後も成長を続け、大きな利益をもたらすことが予測されます。

【関連記事】フィリピン不動産投資のメリット・デメリットや購入手順をわかりやすく解説

フィリピンの投資物件を購入する際にローンは組める?

家の模型とローンの文字

フィリピンで不動産投資をしたいけれど、物件購入費用を一括で用意することができないとお悩みではありませんか?

不動産を購入する際は、日本と同じように住宅ローンが利用可能です。

また、借入先はフィリピン大手の銀行が選べ、ジャパンデスクが設置されていることもあります。銀行によって詳細は異なりますが、フィリピン居住者の場合なら、限度額は物件査定価格の80%まで、頭金として物件査定価格の20%以上が必要で、融資期間は10年です。

フィリピン居住者以外なら、限度額は物件査定価格の70%まで、頭金として物件査定価格の30%以上が必要で、融資期間は5年です。

短期的、長期的のどちらも収益が見込めるフィリピンの不動産投資は、物件価格も安価でローンを組んでもメリットは大きいです。チャンスを逃したくないと思われるなら、ローンを検討するのもよいでしょう。

フィリピン不動産の購入時・所有時にはどのくらい税金がかかるの?

投資をして利益が上がっても、税金が高くてはあまりうまみがありません。フィリピン不動産投資に必要な税金は、どうなっているのでしょうか?

不動産購入時

不動産購入時には、印紙税(1.5%)、公証費用(1~2%)、地方譲渡税(0.5もしくは0.75%)、登録費(0.25%)などが物件売買価格、または市場価格に対して必要になります。

不動産所有中

所有中には、不動産収入税として所得税が必要になります。

滞在期間が180日未満の外国籍の非居住者は年間賃貸収入の25%、180日以上の場合は、個人所得として5~32%(累進課税)が課税されます。その他、固定資産税(原則毎年かかるが、業者によっては竣工後2年間免除)も必要です。

不動産売却時

不動産売却時には、キャピタルゲイン課税(6%)が物件売買価格、または市場価格に対して必要になります。

フィリピン不動産投資において収益物件を購入する際の一般的な流れ

収益物件を購入する際の流れをご紹介

フィリピンで収益物件を購入する際の一般的な流れをご紹介いたします。

現地に詳しい信頼できる業者を探す

投資目的を明確にし、目的に対応できる業者を探しましょう。現地に精通した業者を選べるかがポイントになります。

業者に問い合わせ

おすすめの地域や物件について相談し、親身になってくれるかを確認しましょう。

物件の視察

候補物件を絞り込み、実際に視察を行います。

予約申し込みを行い、現地の銀行で口座を開設

物件が決まれば、予約を行います。この時、必要であれば予約金を支払います。

売買契約書の締結、手付金の支払い

契約書は全て英語表記です。キャンセル条項なども必ず確認し、わからないことは業者に確認しましょう。

ローンの申請

申し込みの前に、いつ融資が受けられるか、日程を確認しましょう。

物件完成後、決済残金の支払い、物件の引き渡し

物件が完成したら残りの代金を支払い、完了です。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

フィリピンの不動産購入ではローンも活用可能!

フィリピンの市場動向は活気があり、若年層の増加から将来も明るい見通しです。条件のよい不動産物件を見極めるためにも、現地に詳しい業者選びが必要になります。また、現地での書類は全て英語表記となるため、頼れるパートナーがいれば安心でしょう。

GSR株式会社は、フィリピン投資のスペシャリストです。フィリピン不動産投資をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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