フィリピンは、株式市場にも活気があります。日本でもNISAにより、株は身近な存在になりつつあります。さらなるリターンを求める海外投資家から注目されているのがフィリピンの市場です。株は、売り時と買い時を間違わなければ、大きな利益が得られます。フィリピン市場の特徴と、株式投資をするタイミングをご紹介いたします。
フィリピン株式投資のおすすめのタイミング
株式投資を成功させるには、タイミングが重要です。
「安いときに買い、高いときに売る」だけですが、そのタイミングの判断が難しいと思われることでしょう。特に経済成長や株価の高騰が期待できない国では、ほとんど買い時を見極めることは至難の業ではないでしょうか?
フィリピン株式投資をする場合も、安く買い高く売ることが基本のため、できるだけ安い株を探し出すことが大切です。この場合の「安い」とは、価格が安いのではなく、本来の実力と株価を比較し、安く評価されているということです。つまり、「実力はあるのに安いお得な株」を探せばいいのです。
フィリピン市場には、安く評価されている株が数多くあります。株価を見極めるための様々な指標が発表されているため、それらを参考に考えるとよいでしょう。
フィリピン株式投資市場の特徴の1つ!プロが少ない?
世界にプロトレーダーは数多く存在し、ITを駆使した取引が活発に行われています。もはや情報戦ではプロに勝てるわけもなく、素人が手を出すと利益が少ないどころか、大きなリスクにもなる可能性があります。
一方、フィリピンの株式市場は先進国よりも未成熟といえます。手法はまだアナログ的であり、30年前の日本を彷彿とさせるほどです。
フィリピンの株式市場では、デリバティブ取引が導入されておらず、信用取引ができない特徴があります。そのためプロトレーダーの手法である空売りやオプション取引が駆使できないため、一般的な取引のみとなり、プロが育ちにくい環境です。
このことは、一般人でも利益を得られるチャンスが多いということです。プロやセミプロに踊らされることなく購入、売却ができるため、フィリピンの株式市場は素人でも手を出しやすいといえるでしょう。
海外投資家も注目!フィリピン株式が人気の理由
海外投資をする際、その国の特徴を知ることから始まります。先進国や大きな国だけを理由に選んでは、失敗する危険が高まります。フィリピンは、現在、海外の投資家から最も注目を集める国の1つです。その理由には以下のことがあります。
人口ピラミッドが三角
投資を考える場合、人口が減少傾向にある、もしくは高齢化が著しいと避けられる傾向にあります。逆に、人口が増加傾向になり、若年層の年齢が高ければ、ますますの発展が期待されるため、投資対象になりやすいです。
フィリピンの場合、人口ピラミッドは美しい三角のため、高齢者よりも若年層が多いことがわかります。人口が多いと、売り上げも多くなります。しかもそれが若年層なら、購買欲もあり、家族が増え、さらに人口が増加し、国の経済も発展していくと考えられます。
GDPの成長
日本のGDPは1990年代からほぼ横ばいですが、海外では多くの国が右肩上がりに伸びています。フィリピンも躍進する国の1つで、2018年には一人当たりのGDPが3,000ドルを超えました。
一般的には3,000ドルを超えると少しずつ豊かになっていくといわれており、今後も大きな成長が期待されます。ちなみに日本が3,000ドルを超えたのは1970年で、その後、著しい経済成長を遂げたことは記憶に新しいでしょう。
BPOに最適
現在、世界的な流れとしてBPOの利用が活発になっています。その例として、コールセンターの委託があります。フィリピンでは英語が流暢に話されるため、英語圏のコールセンターの仕事に24時間対応することが可能です。また政府もBPO特区などを設け、企業が参入しやすい環境を提供しています。
フィリピン株口座のメリットと方法については、こちらのページでご確認ください。
この記事の監修
一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。
フィリピンの人口は増加傾向にあり、しかも若年層が圧倒的に多いです。経済が成長し、一人当たりのGDPも増加していることから、さらなる飛躍が期待されます。
フィリピンへの投資は、長期目線で見てもチャンスといえます。元気のある国に投資してこそ、大きな利益が得られるでしょう。GSR株式会社は、フィリピン投資のエキスパートです。海外投資にご興味をお持ちの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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設立日 |
2014年6月 |
資本金 |
20,000,000peso |
従業員数 |
42名 |
事業内容 |
新築・中古コンドミニアムの売買・賃貸・仲介 |