デルタ株の感染182人、ラムダ株も初確認

フィリピン保健省は15日夜、新型コロナウイルスの変異ウイルスで感染力が強いインド型(デルタ株)に182人が新たに感染したと明らかにしました。インド型の累計感染者は807人に増え、死者は17人となりました。南米で確認された変異型(ラムダ株)も初めて確認されました。
デルタ株の新規感染のうち、国内は112人、海外から帰国したフィリピン人は36人でした。残る34人は経路を確認しています。176人が治療を終え、4人が死亡しました。
国内で確認された112人の内訳は、マニラ首都圏が42人、中部ルソンが36人、南部カラバルソンが8人、南部ミマロパとミンダナオ北部が各6人、中部ビサヤが4人などでした。
ラムダ株に感染したのは35歳の女性で、隔離期間を終えて回復しました。感染経路については現在、確認中です。
ほかの変異株への新たな感染は、南アフリカ型(ベータ株)が66人、英国型(アルファ株)が41人、フィリピン型(シータ株)が40人確認されました。
累計感染者数は、南アフリカ型が2,483人、英国型が2,232人、フィリピン型が347人となりました。ブラジル型(ガンマ株)は2人のままでした。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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