紙媒体の役割大きい、貿産相指摘

フィリピンのロペス貿易産業相は、新聞や雑誌など紙媒体の役割は依然として大きいとの見解を示しました。
ロペス氏は「デジタル化により印刷業界の市場規模は縮小しているが、多くの人は現在も紙媒体の広告を好み、信頼を寄せている」と説明しました。「紙媒体は情報を拡散する上で重要な手段である」と述べ、印刷産業の人材育成に投資を続ける必要があるとの見解を示しました。
貿産省によると、印刷業界の売上高は、新型コロナウイルス禍で53%減少しました。具体的な期間については明らかにしていません。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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