フィリピン不動産投資信託・MREITは、今年の第1四半期内に53億ペソ相当の4つの優良物件の取得完了予定

同REITは、昨年発表した買収計画を今四半期中に完了することを目指しています。これにより、同社は 2024年末までに総賃貸可能面積を500,000平方メートル(sq.m.)にするという目標を達成することができます。

イロイロ ビジネス パークにあるフェスティブ ウォーク 1B とツー グローバル センター、タギッグ シティのマッキンリー ウェストにあるワン ウェスト キャンパスとファイブ ウェスト キャンパスの4つのグレードAオフィスビルはすべて、フィリピン経済特区庁認定ゾーン内にあります。

MREITの総賃貸可能面積を44,567平方メートル増加させ、資産価値を53億ペソ増加させることが期待されています。
この買収により、MREITの資産価値は9%増加して645億ペソになり、株主に持続可能な価値を提供するというコミットメントに沿って、さらなる成長がもたらされると期待されています。
同社によると、この買収は証券取引委員会の承認が必要です。

また、同社は、2022年第4四半期の分配可能利益に基づいて、株主に1株あたりP0.24の配当を発表しました。
配当金は2月15日に、1月24日の時点で記録されている株主に支払われます。
これにより、年間の配当総額はP0.98になり、1月6日のMREITの終値P13.70の時点で、同社の配当利回りは7.1%になりました。

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出典:https://www.bworldonline.com/corporate/2023/01/10/497423/mreit-targets-to-complete-p5-3-b-acquisition-in-q1/

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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