フィリピン大手ゼネコン・メガワイド社セブマクタン空港やプレキャスト工場の拡張計画発表

フィリピン大手ゼネコン・メガワイド社は、優先株で調達した資金27億7,000万ペソをさまざまなインフラストラクチャ プロジェクトに利用したと発表しました。
43億3,000万ペソの総調達額から、27億7,000万ペソの資金使途を規制当局への提出しました。

2022年9月30日現在で、マクタン セブ国際空港(MCIA)の多目的開発に7,787万ペソ、プレキャストおよびその他の付帯事業の拡大に1億3,349万ペソ、拡張に8億1,613万ペソを使用しています。コンセッション契約に基づくMCIA、セブ総合交通ハブの開発に8億8,340万ペソ、一般的な企業目的に3億3,156万ペソ。
2022年12月31日現在で、プレキャストおよびその他の付帯事業の拡大に1億4,420万ペソ、セブ総合交通ハブの開発に3億8,300万ペソを投入しました。

MCIAの多目的開発プロジェクトには、空港の機能を補完する400室のホテル、カンファレンス施設、展示場、旅行者向けモールの建設が含まれます。
また、プレハブ建設資材の需要がニューノーマルの下で高まると予想しています。したがって、同社は国内のさまざまな場所で、現在の13,000立方メートル/月から、プレキャスト工場の生産能力を約40,000立方メートル/月(cu/m/月)に拡大しています。

同社はまた、MCIAでの既存のコンセッション契約をさらに25年間延長する提案も行っています。これには、エアサイド施設の引き継ぎ、既存の滑走路と誘導路の改修、追加の全長平行誘導路の建設、および追加の高速出口誘導路と滑走路メンテナンスなどが含まれます。
さらに、この提案には、第2滑走路の建設と、ターミナル3の建設が含まれます。
メガワイドはまた、近代的な公共市場と統合された交通輸送ハブをセブで開発しています。
このプロジェクトは、既存の公共市場の再開発を含み、とりわけ、卸売市場、新しいナイトマーケット、その他のライフスタイル商業施設、陸上輸送、フェリーターミナルなどの建設を含みます。

>>フィリピン経済と投資の基礎が分かるセミナーはこちら

出典:https://www.bworldonline.com/corporate/2023/01/18/499136/megawide-says-p2-8-b-offering-proceeds-used-for-various-projects/

この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
———
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

# フィリピン 不動産 投資 株 海外進出 永住権 ビザ マニラ セブ 移住 移住 コロナ

セミナー・イベント
セミナー動画
お問い合わせ・資料請求
オンライン個別相談